先輩情報

黎明期からクラウドを駆使し
最先端の事例を世界に発信

【7つのキャリア志向】

  • 最先端技術体験型
  • グローバル・プロジェクト志向型

【職種と文理】

  • その他の職種
  • 理系

K.F

デジタル・テクノロジー アーキテクト

山口大学 理学部 数学科

2000年入社

テクノロジーを主軸に次世代IT基盤を構想

私は新卒で日本のコンピュータメーカーに入社し、地方に勤務しながらも、エンジニアとしてインターネットの黎明期から新しい技術や仕組みに触れてきました。その後、「東京で最先端の技術を突き詰めたい」、「グローバルの仕事にも関わりたい」と考えて、2000年にアクセンチュアに入社。現在はお客様の既存のITシステムについて、最新技術や今後トレンドになりそうな技術を使った次世代IT基盤の構想の検討からプランニング、設計、構築を担当しています。

私は特にクラウドを活用したIT基盤の構築に関わることが多く、AWSに関してはアクセンチュアジャパンのリードも担当しています。私はAWSジャパンが立ち上がる前からAWSを利用しており、ほとんど事例がなかった2009年頃にはAWSのシアトルオフィスの技術者に直接疑問をぶつけるなど、手探りでクラウドを活用してきました。グローバルのアクセンチュア内で、初めてAWSを使った商用サービスを手掛けたのも私でした。窓口として日本の取り組みをグループに対して紹介していますが、海外のリーダーから高く評価されると、日本全体が褒められたようで嬉しく思います。

若手育成の一方、自らの成長意欲も喚起されている

私のミッションのひとつには若手社員の育成があります。アジア太平洋地域の国々が参加する「テクノロジーアーキテクチャワークショップ」では、できるだけ若手社員に機会を与えるように心がけています。若い社員とコミュニケーションを取るたび、アクセンチュアには優秀な社員たちが集っていると強く感じます。学びたいという意欲がとても高く、私に対しても積極的にさまざまな質問をしてくれます。私自身、質問を受けるたびに、「私も負けてはいられない」と刺激を受けています。「こんなIT基盤を形にしたい」という青写真を描き、グローバルのネットワークも生かしながら、さまざまな人の力を借りて形にしていくのは、アクセンチュアらしいカルチャーの強みだと感じています。

ITの世界は技術の進歩が非常に早く、覚えたばかりの技術もすぐに古いものになります。いつまでも新しい技術をお客さんに提供できるように、若手だけでなく私自身も技術動向を隅々まで追求して、自分自身のスキルをアップデートしていきたいと思います。そして、できれば70歳ぐらいまで現役でいられるように勉強を続けたいと思っています。