企業をダイナミックに変革し
新たな時代へリードする先導役

清水 新

清水 新
戦略コンサルティング本部 統括本部長



1997年にアクセンチュアへ入社。現在は戦略コンサルティング本部でマネジング・ディレクターを任されています。担当した業界は、最初は金融を中心に、その後は通信・ハイテク業界の企業を多くサポートしてきました。携わったプロジェクトは、新規事業戦略やグローバル戦略、M&Aなど様々です。

戦略コンサルタント職の特徴を教えてください。

戦略コンサルタント職は、まさに企業の経営戦略やM&Aを扱い、企業そのものの組織構造を変えていく存在です。いわば、最前線で社会や企業の変化を先読みしながら“道なき道”を先兵として進む部隊と言えます。

いまの時代、企業の競争力というのは、従来とはまったく様変わりしています。事業の延長線上で競争力を保つ時代ではなくなっているのです。つまり、商品や製品そのものが価値を生み出すのではなく、サービスやソリューションが付加価値をもたらすような時代へシフトしています。そのため、すべての企業は、これから自社が“何の企業であるか”、もう一度自問自答すべき時代に入っていると言えます。

そこで、私たち戦略コンサルタントに求められているのは、既存の延長線ではなく、デジタルやグローバルの視点を加味しながら、新たな切り口で企業戦略を提案することです。チャレンジングなことではありますが、産業革命に匹敵すると言われるこの時代にコンサルタントができるというのは、むしろワクワクすることではないでしょうか。

戦略コンサルト職のキャリアパスとは?

アナリストから始まります。そこでマーケットの見方を覚え、市場分析やリサーチ能力を身に付けます。その後コンサルタントになると、仮説検証を繰り返しながらビジネスそのものの見方を理解していきます。次のマネージャーでは、業界としての専門知識を駆使しながら、M&Aといった大型案件にも取り組んでいきます。シニアマネジャーになってくると同時に複数のプロジェクトを担当するようになり、マネジング・ディレクターでは、社会動向や業界動向の変化予測などに視点を集中させます。

アクセンチュアは若い人にチャンスをどんどん与えてくれる企業です。手を挙げれば、上司や先輩も自分の裁量に任せてくれますし、評価もしてくれます。また、プロジェクト単位で仕事を進めていくため、通常の企業とは比較できないほどスピーディーに経験値も上がっていきます。

清水

戦略コンサルタント職には、どのような人材が求められていますか?

コンサルタントというのは、社会を科学する人たちです。学部は不問ですが、そういう科学する眼を持ってもらえると面白い仕事ができるのではないでしょうか。また、今は変化の時代です。企業が変革すべき道を幅広く探っていくわけですから、チャレンジを厭わない心構えや海外に目を向ける視野の広さは必要だと思います。新卒者には、ある意味失敗しながらでもチャレンジする志と勇気と忍耐、ポテンシャルに期待しています。

アクセンチュアの戦略コンサルタント職の魅力とは?

他にもコンサルティング企業は数多くあるわけですが、アクセンチュアの戦略コンサルタントには、グローバルに存在する専門家チームと連携できるなど引き出しが多々あります。これからは確実にデジタルの時代がやってきます。アクセンチュアには既にデジタル専門チームが組織され、戦略コンサルタントとしても他社には真似できないダイナミックな提案を行うことが可能になっています。

清水

新卒のみなさんへのメッセージをお願いします。

アクセンチュアは、チャンスやサポートが充実している企業です。ハイパフォーマンスな仕事を実現するためには、何が必要か。私は「ケイパビリティ(能力)×モチベーション(心構え)×オポテュニティ(機会)」であると分析しています。アクセンチュアには、個人の能力を開花させるためのトレーニング環境がありますし、みんなが積極的に個人のモチベーションを向上させようというカルチャーもあります。先ほど私の経験をご紹介したように、若いうちからチャンスもたくさん与えてもらえます。

それに、アクセンチュアではダイバーシティを推進しています。現在、アクセンチュア全体では10万人以上の女性社員が活躍し、アクセンチュア・ジャパンの女性比率は約20%ですが、更に高めるべく女性の活躍を後押しする制度が存分にあります。また、外国籍を含むグローバル人材の採用にも積極的です。もちろん、新卒以外にも中途でさまざまな専門知識を持った人たちとも一緒に働くようになります。アクセンチュアではコアバリューの1つに「ベストピープル」を掲げています。これは様々な個性を持つ魅力的な仲間に刺激されながら成長していけると同時に、自分も周りに磨かれながら、人を引きつける魅力が備えられるということを謳っています。

他社にはない開かれた環境で、自分の可能性にチャレンジできる場がここにはあるのです。


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